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施工管理に転職する

施工管理の面接対策!よくある質問を例文付きで紹介

施工管理の面接対策!よくある質問を例文付きで紹介

施工管理の面接では、マネジメント力や計画力が重視されます。自身の経験や性格を存分にアピールできるように、しっかりと面接準備を行いましょう。

そこで、施工管理の面接対策について準備と面接質問、逆質問の3つにわけて解説します。

施工管理への就職・転職で面接を受ける人は、ぜひ参考にしてください。

施工管理の面接前に行うべき準備

施工管理の面接前に行うべき準備

土木建築分野の工務店や不動産・住宅の会社に就職・転職する際に、採用前の面接を必要とすることがあります。

しかし、施工管理についての知識があまりない方や、この分野の就職で面接を受けるのが初めてという方もいるでしょう。

そこで、最低限の面接前に行うべき準備について以下の4つを紹介します。

  • 施工管理の業界事情を把握
  • 志望企業の経営方針や業界での立ち位置をリサーチ
  • 志望企業の先行き・成長見込みを分析
  • 面接時の服装

施工管理の業界事情を把握

施工管理は、工事全体を管理する監督・指揮の役割を担う役職です。現場だけでなく、デスクワークの事務仕事もあります。例えば、原価の管理や工程の管理、品質の管理、安全の管理などです。

工事現場には基本的に「施工管理技士」という資格を持つ人材が必要ですが、業界では、資格よりも現場の経験や実績が重視される傾向にあります。資格がなくても施工管理には就けます。

そのため、就職・転職で有利になるのは実務経験のある人だといえるでしょう。。

志望企業の経営方針や業界での立ち位置をリサーチ

施工管理と一概に言っても就職・転職を希望する企業によって、受け持つ仕事や役割が異なることがあります。

企業によって経営者や職場環境が違うように、経営方針や業界での立ち位置がまったく異なるためです。

施工管理のある会社に務める場合、最低でもホームページにある経営方針や経営者の言葉を確認しましょう。

また、可能であれば採用ページの情報で業務内容を確認したり、元社員・現役社員による話を口コミサイトで確認したりインタビューできるとなおよしです。

志望企業の先行き・成長見込みを分析

経営方針や業界での立ち位置を確認した後は、希望する企業の先行き・成長見込みを分析します。

先行きが不透明だったり、経営状況から将来性がない企業では、採用されたとしても転職を余儀なくされる可能性があります。たとえそうでなくても、将来的な給与やリストラ面で不安が残るでしょう。

事前にできる限り、企業の財務諸表や企業の好評業績を内外からチェックすることをおすすめします。

面接時の服装

施工管理は通常、管理側の役割をこなす経営者視点の役職のため、スーツを基本として面接を受けましょう。

施工管理は土木建築分野が多いからといって、作業服で面接を受けてはいけません。。。

ただし、会社から「オフィスカジュアル」など服装の指示があれば、その指示に従いましょう。

施工管理の面接でよくある質問8つ

施工管理の面接でよくある質問8つ

施工管理の面接でよくある質問は以下の8つです。

適切な応答をするためのポイントを解説します。

  1. 自己紹介
  2. 志望動機・転職理由
  3. 職務経歴、マネジメント経験
  4. 自身の長所・短所
  5. 現場でのトラブルとその対処
  6. キャリアプラン
  7. 保有資格
  8. 出張や転勤の可否

自己紹介

施工管理の面接で最初に求められるのは、他分野の採用面接と同じく自己紹介です。

ただし、自己紹介で話す内容はどの分野にも対応する内容ではなく、施工管理の仕事に関連するものに寄せましょう。志望企業や施工管理に触れる形で自己紹介するとよいでしょう。

志望動機・転職理由

志望動機・転職理由では、希望する会社の仕事内容(施工管理)を知っていることを前提に、その会社だからこそできる業務や魅力を志望動機に盛り込みます。向上心と体力をアピールできればベストです。

注意点として、理由があまりにも自己中心的な話だったり、仕事内容を無視した動機だったりすると、面接官の印象を悪くします。

また、待遇面を強調しすぎないことや学ぶことばかり意識しないことにも気をつけましょう。あくまで、採用後に活躍できる人材であることをアピールすることが重要です。

職務経歴、マネジメント経験

施工管理に求める人材かどうかを確認するための職務経歴、マネジメント経験を質問されることがあります。

職務経歴を質問する理由は、単純にその人がどのような経験やスキルを獲得してきたか知るためです。しかし、それだけでなく、施工管理の仕事に関連した業務経験やマネジメント経験があるかなど、施工管理として活躍できる人材かどうかを見極めることも含まれています。

したがって、職務経歴を聞かれた際は、そこから施工管理にどう役立つかをアピールすることが大事です。

自身の長所・短所

長所・短所についての質問の意図は、主に以下3つです。

  • 面接官が採用したい人物像と志望者がマッチしているか
  • 施工管理の業務に長所や短所が生かせるか
  • 自分を客観視できているか

長所を答える際は、その強みが施工管理や仕事面に活かせるものをピックアップします。

短所は別の捉え方で結果的に強みとなることを示し、カバーする方法や改善する方法もすでにあることを強調しましょう。

現場でのトラブルとその対処

質問で過去の職歴や仕事に対して現場で起きたトラブルやその対処方法について聞かれることがあります。

そのため、トラブルを乗り越えた具体的なエピソードを用意しておきましょう。その経験が活かされていること、施工管理の業務にも活かせる解決能力であることをアピールしましょう。。

キャリアプラン

施工管理の面接に限らず、採用面接ではその人のキャリアプランを質問されることは珍しくありません。

企業としては、長く働いて活躍するような、キャリアプランがはっきりとした向上心のある人材を求めています。

また施工管理の仕事では、計画性のある仕事運び・管理が重視されます。そのため、仕事に対する人生設計ができている、つまり計画性があるということを示しましょう。

保有資格

施工管理の面接では、保有資格を質問されることがあります。

しかし、現場重視の施工管理では資格はそれほど重要ではありません。つまり、現在持っている資格を回答しておけばよいでしょう。これといった資格がない場合はなしでも構いません。

ただし、資格は持っていてマイナスになることはなく、電気や工事に関連した資格があれば話題にしやすいでしょう。

詳しくは、施工管理の資格やスキルについて解説している記事をご参考ください。

出張や転勤の可否

面接官や経営者から出張や転勤の可否について質問されることがあります。

この際に、採用されたいがために嘘を付くと、後々トラブルになる可能性があります。。そのため、可否について正確に答えましょう。

特に、事前に募集案内の中で出張や転勤が必要なことについて書かれている場合は念のため確認しただけということも多いです、面接前にしっかりと確認して、その場で悩まずに可否を伝えられるようにしましょう。。

【施工管理】逆質問の例3つ

【施工管理】逆質問の例3つ

施工管理の面接では、面接官からの質問だけでなく、自分から問いかける逆質問も用意されています。面接の最後にその機会が用意されていることが多いため、あらかじめ質問を考えましょう。

また、「質問はありません」と答えると志望意欲が薄いように感じられるため、しっかりと質問を準備してください。そこで今回は、とくにおすすめしたい3つの質問テーマについて紹介します。

仕事への意欲をアピール

逆質問では、仕事への意欲をアピールできるような問いかけをすることが大切です。仕事に対して前向きなことを示せ、面接官に良い印象を与えられます。

逆質問例
  • 事前に学んでおいたほうがよいことはなんですか?
  • 資格やスキルについて、施工管理技士以外にもよさそうなものは何かありますか?
  • どういった仕事から始めて、どのタイミングで実務に就くのでしょうか?

以上は、仕事を始めるにあたり、学ぶ・具体的に進めるための意図があることを示せます。

自身の性格や経験をアピール

自身の性格や経験をアピールしつつ、それが業務に活かせるかを質問することも、よい逆質問例です。

逆質問例
  • 私は慎重な性格で何事も確認をしっかりするのですが、正確さが必要な業務はありますか?
  • 電気工事関連の資格を有していますが、御社の実務に活用できるでしょうか?
  • 別分野でのマネジメントの経験がありますが、施工管理に生かせますか?

ミスマッチがないか確認

働く際の給与・福利厚生の条件や職場環境(人間関係も含む)などについては、さまざまなミスマッチが発生します。

そこで特にミスマッチに繋がりやすい会社の雰囲気や繁忙期、待遇面を質問として遠回しに聞くとよいでしょう。

逆質問例
  • 社内ではどのような方が活躍されていますか?
  • 前の会社で残業が●時間あったのですが、御社の残業時間はどれくらいですか?(忙しいのはいつ頃ですか?)
  • 書かれている福利厚生が~とあるのですが、これはどのようなものでしょうか?

ただし、給与そのものについて内定前の質問で問うのは印象を悪くするケースもあるため、採用の承諾直前に交渉するのが無難です。

もし、面接が採用直前の承諾を兼ねた場なら、面接のタイミングで聞きましょう。

まとめ

本記事では、施工管理の面接対策について、事前準備や面接質問への回答内容の考え方、逆質問の例などを紹介しました。

面接官の質問をある程度把握し、回答内容を事前に考えておくことが大切です。

特に、印象をよくするための前向きなアピールや客観性などを踏まえたものを用意しておくことです。

上記を参考にして、質問の回答や逆質問をよく検討して面接に挑みましょう。

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百田 遼太郎