まずは気軽に建設求人ナビ 公式LINEへ相談

施工管理に転職する

施工管理の服装と必需品は?現場監督も知っておきたい正しい服装

施工管理の服装と必需品は?現場監督も知っておきたい正しい服装

施工管理の正しい服装を把握していないと、現場やクライアントの前で恥をかいてしまう可能性があります。

そこで本記事では、施工管理職の人が知っておくべき正しい服装や、必需品となる持ち物などを紹介します。

後半では女性の服装や注意点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

施工管理技士が服装に気を付けるべき理由

施工管理技士が服装に気を付けるべき理由

施工管理技士が服装に気を付けるべき理由は次の通りです。

  • 安全確保
  • 業界のイメージアップ
  • 現場の人に与えるイメージが変わる

安全確保

施工管理技士が服装に気を付けるべき一番の理由は、安全を確保するためです。

たとえば、現場をけん引する施工管理技士が顎ひもをしっかりと締め、安全帯を正しく装着することで、それを見た作業員に「自分も身だしなみに気を付けよう」という意識が生まれます。そういった意識を現場にいる全員がもてば事故を未然に防げます。また、作業員の服装を注意する際には説得力も生まれるでしょう。

逆に、施工管理技士の服装が乱れていると、現場で働く人たちの心にも緩みが生まれるため、現場の安全性が損なわれます。

したがって、施工管理技士は作業員のお手本になる正しい服装をする必要があるのです。

業界のイメージアップ

施工管理技士が整った服装を心がけることで業界のイメージアップにつながります。

これまでの作業着は、建設業界でよく言われる3K(危険・きつい・きたない」を助長しているとされていました。そんな作業着を雑に着用すれば、3Kのイメージをさらに強めてしまうことになるでしょう。

また近年では、3Kのイメージを刷新するスーツ型の作業服が普及しはじめており、大手企業を中心に順次導入が進められています。スーツ型の作業服を導入し、求人応募数が倍増した企業もあります。そういった事例からも、見た目が他者に与える影響は大きいと言えるでしょう。

現場の人に与えるイメージが変わる

服装により現場の人に与えるイメージを変えることも可能です。

たとえば小規模な現場の場合、施工管理技士はいかに早く現場に馴染むかが重要になります。そういった場合は、あえてワイシャツやネクタイをせず、定番の作業服姿で通勤することで現場に馴染みやすくなります。スーツ姿だと一般作業員との間に壁を作ってしまう可能性があるためです。

逆に、規模の大きい現場でしっかりとした指揮系統を作りたい場合は、かっちりとした服装にしてあえて壁をつくってもよいでしょう。

このように、施工管理技士は「自分の服装が現場の人たちにどういう印象を与えるか」を考えることが重要になります。。

施工管理技士の一般的な服装

施工管理技士の一般的な服装

以下では、施工管理技士の一般的だとされる服装と持ち物(必需品)を紹介します。

作業服

施工管理技士は現場で作業を手伝うこともあるため、作業服で仕事をするのが一般的です。車通勤が可能な場合は作業服で出勤してもよいでしょう。

夏場の暑い時期は、扇風機付きの作業着を着用してもよいです。熱中症予防にもなるため、着用を推奨している企業もあります。

ただし電車で出勤する場合は、作業服の着用を避けたほうがよいです。看護師や歯科医が白衣を着用して電車に乗らないのと同じように、ユニフォームで公共の交通機関を利用するのは常識的ではありません。

スーツ

クライアントや行政機関の人と会う予定がある場合は、スーツの着用をおすすめします。かっちりし過ぎる必要がない場合は、作業服の下にワイシャツとネクタイを着用するだけでも問題ありません。

また、マンションやビルといった大規模修繕工事の場合は、作業中に住人やビルの利用者に会う可能性があります。その際、施工管理技士は、現場の責任者という立場でもあるためスーツ+作業服の着用がおすすめです。

そのほか、現場入りする初日なども、スーツかスーツ+作業服で誠意を示すとよいでしょう。

持ち物(必需品)

施工管理技士が出勤する際に持っておくべき物は次の通りです。

  • 図面
  • 電卓
  • 腕時計
  • デジカメ
  • スマートフォン
  • 野帳(レベルブック)
  • スケール(メジャー)

施工管理技士は、常に作業の進捗具合を気にしなければなりません。そのため、図面や現場を撮影するためのデジカメは必須と言えます。ただ近年では、図面の確認と撮影ができるタブレットの普及が進んでいるため、デジカメと図面の両方をもつ施工管理技士は少なくなってきました。

また、企業によって必需品が変わることもあるため、不安な人は事前に確認しておくとよいでしょう。

扇風機付き作業着のメリット・デメリット

扇風機付き作業着のメリット・デメリット

近年、夏場の現場では扇風機付きの作業着を着用する人が増加しています。唸るような夏の暑さに備え、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。

そこで以下では、扇風機付き作業着のメリットとデメリットを紹介します。購入を考えている人は参考にしてください。

メリット

扇風機付き作業着(空調服)のメリットは次の通りです。

  • 熱中症の予防になる
  • 作業効率が上がる
  • 汗やにおいの対策になる

扇風機付き作業着の最大のメリットは熱中症の予防になることです。熱気を首元や襟袖から排出してくれるため、体温を一定に保ちやすくなります。嫌な暑さから解放されるため作業効率も上がるでしょう。

また、ファンからの送風により汗がすぐに乾くため汗とにおいの対策にもなります。雑菌の増殖も抑えられるため、肌トラブルの解消にもつながるでしょう。

デメリット

扇風機付き作業着のデメリットは次の通りです。

  • 重たい
  • ファンの回転音が気になる
  • 環境によっては着用できない

扇風機付き作業着の内部にはバッテリーとファンが付いているため重たいです。ファンの回転音も静かな場所では気になるでしょう。

また、扇風機付き作業着は、ファンから外気を取り込む仕組みになっているため、ホコリが多い場所や粉塵が舞っている環境は故障する可能性があるため着用をおすすめしません。

扇風機付き作業着を購入する際は、こういったメリット・デメリットと着量する環境を考慮しましょう。

【施工管理技士】女性の服装は?

【施工管理技士】女性の服装は?

女性と男性で服装の違いはないため、上述した一般的な服装を参考にして問題ありません。

また、以前は男性社会だったこともあり女性に適した作業服が少なかったのですが、近年では女性の施工管理が増加した影響もあり女性向けの作業服が増えています。そのため、サイズや生地の薄さなどを心配する必要もありません。

服装面で女性が気を付けたいポイント

作業服を選ぶ際は、サイズをしっかりと確認しましょう。男性向けの作業服は大きめに作られているため、ネット通販などで購入する際は注意が必要です。

また、髪型は機械に巻き込まれたり汚れたりするリスクを減らすために、後ろでしっかりと結んでおくことをおすすめします。

あとは男性と同じようにヘルメットの顎ひもをしっかり締めるなど、清く正しい服装を心がけるとよいです。

まとめ

本記事では「施工管理技士が服装に気を付ける理由」「施工管理技士の正しい服装と必需品」などを紹介しました。

施工管理職は、現場の代表とも言える立場であるため、しっかりと服装に気を付ける必要があります。作業服をしっかりと着こなせば、作業員や職人などからも良い印象をもってもらいやすくなるでしょう。

また、クライアントや近隣住民などと会ったときのことも考え、作業服やワイシャツを常に清潔な状態にしておくことも大切です。自分の服装が周りの人に影響することを必ず念頭に置いておきましょう。

株式会社このめの転職サポートがおすすめ!

施工管理に転職したい人には、株式会社このめの転職サポートがおすすめです。

  • 内定率90%以上
  • 建設関連の全国求人を3,000件以上保有
  • 履歴書作成、職務経歴書作成、面接対策も
    完全無料
事業責任者
百田 遼太郎